『M3PSP』『EBHS Life』導入企業による健康経営の現在地(株式会社花田工務店)

株式会社花田工務店 代表取締役社長 花田麻未様/総務部 総務人事課 主任 松原麻子様
株式会社花田工務店 代表取締役社長 花田麻未様/総務部 総務人事課 主任 松原麻子様
株式会社花田工務店 代表取締役社長 花田麻未
2000年入社。営業アシスタント、経理、総務、経営管理を経て、2018年代表取締役社長に就任。創業の心「誠実」を大切にし、商品・価格はもとより「人」でえらばれる企業を目指し、最高の演奏を奏でるハネットオーケストラの指揮者として、「みんなのウェルネスに貢献できる100年企業」へと舵を執る。
総務部 総務人事課 主任 松原麻子
2008年入社。以来、総務人事全般に従事。2020年、健康経営優良法人(中小企業部門)の認定をきっかけに社内の健康経営施策を推し進め、同認定5年連続となる。

オーケストラ

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事業所認定証
エムスリー株式会社が提供する法人向けの健康・医療相談サービス『M3PSP(エムスリーピーエスピー)』と、健康状態を包括的にスコア化した新しい健康指標を提供する『EBHS Life(エビスライフ)』。これらのサービスを導入いただいている企業の多くは、経営層の健康経営に対する意識が高く、経営層を中心に健康施策が根付いています。では、それらの企業では実際にどのような形で健康経営が推進されているのでしょうか。今回は株式会社花田工務店の代表取締役社長・花田麻未様と総務部 総務人事課 主任の松原麻子様に、同社での健康経営の実態についてうかがいました。
健康であってこそ生き生き働ける……自社文化としての健康意識が、時代に合わせた健康経営へと昇華

──『M3PSP』や『EBHS Life』など、社員の健康にかかわるサービスを率先して導入された貴社にとって、健康経営とはどのようなものなのでしょうか。
人生100年時代といわれている現代において、会社は人生の中でも最も長い時間を過ごす場所であり、だからこそ健康な状態で働くことは何よりも大事なことだと考えています。そのため、「社員にはずっと健康であってほしい」という想いは会社経営におけるベースになっており、もとより自然な考え方でした。そんな我々にとっては、時代に合わせて健康経営をあらためて掲げよう、というよりは、自然な感覚で経営を推進していたらいつの間にか我々の経営感覚に時代がフィットしてきたというのが、正直な感覚です。
本人が健康であれば、その家族も幸せのはず。個人や家族の幸せがある中でこそ、仕事が生き生きとできるのだと思っています。そういう考えは昔からずっと引き継がれていますね。特に先代は自身の健康にもすごくこだわっていましたし、社員が健康であることの大事さであったり、どうやって健康を維持するのかということを常に伝えてきた歴史があったので、社風として健康を大切にする文化が培われたのだと思います。
社員やその家族がコンテンツの数々を気軽に活用できる体制を目指す

──なるほど。「健康経営」という言葉が生まれる以前から、健康に関しては経営方針として組み込まれていたのですね。では、そんな貴社において、『M3PSP』などのサービス導入に対する社員のみなさんの反応はいかがでしたか?
『M3PSP』も『EBHS Life』も、病気になりかけの人を救うということをコンセプトとしている点は社員にも好印象だったと思います。去年、全社向けに開催した健康診断結果の読み方に関するセミナーは社内でも好評でした。「この検査は何のためにやるのか?」とか「この数値は基準値に対してどうなのか?」とか、健康診断の結果の読み解き方がわからない、特に若い社員には響いたようです。
他にも、できればセカンドオピニオンなどにも活用してもらえればと思っています。セカンドオピニオンは自費診療で、かつ他の病院に行って検査し直す手間や不安があると思うので、いろいろな医療に関する興味疑問を問いかけながら、気楽に情報を集めてもらえるようになればいいのではないでしょうか。
いろいろと素晴らしいコンテンツが多いものの、実際どれくらいの人が活用しているのかについてで言うと、社内でもまだ周知不足ということもあり、まだみんなが十分には活用しきれていないと感じています。社員だけでなく、そのご家族にもっと活用してもらえるといいのですが、毎月1回の社内報を通じてご家族向けに情報発信をしているだけの現状では、周知が十分ではないと感じています。LINEにログインしている場合は通知が来るため、気軽に相談できる環境が整っていますが、利用促進のためのさらなる工夫が必要だと考えています。
『M3PSP』や『EBHS Life』を健康に向けた様々な自社企画に活かしていく
──今後どんどんご活用いただき、連携できることや使い方の幅をさらに広げていっていただきたいです。今後の具体的なご活動については、どのような予定がありますか?
花田麻未様:以前、視察をしてお話をうかがった企業さんの取り組みなのですが、健康診断の結果ごとにレベル分けをして、レベルに合わせて現金が支給されるというものがありました。これによって社員が健診結果にすごく関心を持つようになったのだそうです。自分の結果を隅から隅まで見ながら、去年の自分と比較しながら、新しい目標を立てるようにもなったとのことで、我々もぜひこれを取り入れたいなと思い、「健康手当」という取り組みをスタートしました。
──それは素晴らしい取り組みですね。他の健康経営企業でもまだ導入されていないような先進事例かと思います。
花田麻未様:健康第一委員会という社内の健康施策を推進する委員会をつくり、自主性をもって進めてもらっています。そのためか、かなり先進的な事例も受け入れやすい土壌ができているのかもしれません。みなさん、どうしたら健康に目を向けてもらえるのかという観点で真剣に話し合ってくれたものを、私のところまで持ってきてくれるので、いつも楽しみながら施策をチェックしています。

最近ですと、「健康手当」の他にも、社内でチームを作り、毎月の歩数を集計して、最終的なチームや個人の順位を表彰する取り組み(歩き王)もスタートしています。アプリを使うので、チームや個人の成績を社員が共有できる、競争意識も高まる。これをきっかけに、新たなコミュニケーションも生まれるのではないかと期待しています。
また、社員に配布される経営方針書には、一人ひとりの健康宣言を掲載し、健康に少しでも意識を持ってもらえるようにしています。今後はさらに、こうした活動に『EBHS Life』のスコアなども活用できればよいなと思っています。





