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「GO100 サミット2024」開催! 明日から使える「健康経営」〜トップ企業が取り組む実践ノウハウ~

2024.7.10
240625_GO100サミット2024_誌上レポート

エムスリー株式会社が企業向けに初めて行うシグネチャーイベント、『GO100サミット』が2024年6月25日に開催されました。健康経営優良法人のホワイト500企業2社をお招きし、医療のIT化・先進化を進めるエムスリーならではの視点を加えつつ行った同イベントでは、どんな内容が話されたのでしょうか。今回は参加された方にはまとめとして、参加されなかった方には内容の簡易キャッチアップとして誌上レポートを作成しました。健康経営の今を知るためにも、ぜひご一読ください。

2024年6月25日、エムスリー株式会社主催のもと、カリフォルニア大学校教授・医師・エムスリー株式会社が提供する健康指標サービス・EBHS監修者、エムスリー社外取締役の津川友介氏、「ホワイト500」認定企業である富士通株式会社・湯川喬介氏、加藤博久氏、グリーンハウスグループ・望月ひとみ氏らをお招きし「GO100サミット2024」を開催しました。健康経営に取り組む必要性と意義・得られる効果・有効なアクションなど、明日から使える知識やノウハウを語り合う初のイベントです。

開催に先立ち、エムスリー株式会社の根橋が登壇。今回のGO100サミット開催の意図などを、現在の動きを交えてお伝えしました。

「エムスリーグループでは、インターネットを活用して健康で楽しく長生きする人を1人でも増やすことと、必要な医療費を1円でも減らすということをミッションとして日々事業を行っています。

これまでは、医師のみなさまや患者様向けのサービスが多かったのですが、ここ2年ほどは『ホワイト・ジャック・プロジェクト』を立ち上げ、予防医療にも積極的に取り組んでいます。その中で非常に強く感じていることは、業界全体としてノウハウがオープンになっていないということです。

富士通様とグリーンハウス様はともに健康経営医療法人の『ホワイト500』を取得されているので、健康経営のためのお取り組みをいろいろ教えていただければと思っております」(エムスリー・根橋)

ついで、ビデオレターという形で津川友介氏が登壇。

人口が少なくなっていく日本においては、優秀な人材を獲得する上で、従業員の健康を考えられない企業は生き残ることができません。データテクノロジーの技術を持つわれわれは、1人1人のQOLの向上を目指し、ヘルスケアのあり方自体を変革していきます」(津川友介氏)

ホワイト・ジャック・プロジェクト
エムスリーグループでは健康状態を数値化する新たなアプローチとして、健康指標スコアを開発・改良を重ねています。エビデンスとして活用できるレベルの高い医学データをもとに、健康診断や生活習慣の情報から相対的な余命を科学的に予測するという、今までにない、健康を科学するプロジェクトを推進しています。

健康経営の先駆者ともいえる、歴史と先進性あふれる富士通の取り組み

企業取り組みのフェーズでは、富士通株式会社 ソーシャルソリューション事業本部 Digital Health事業部の湯川喬介氏と同社 健康推進本部 事業推進部 マネージャーの加藤 博久氏が登壇しました。まずは湯川氏が同社で行っている健康事業について健康経営を絡めてお話しいただきました。

「富士通のマテリアリティ(重要課題)の一つである『人々のウェルビーイングの向上』、こちらを拠り所に活動を進めさせていただいています。この前提を踏まえて、我々Healthy Livingが取り組む社会課題の中で今回お話する健康経営の部分では、『平均寿命と健康寿命の乖離』、『生活者/患者ニーズの多様化』、『分断されたデータとサービス』が関わってくると思います。我々富士通としてはデータとテクノロジーについて強みを有しているので、それを活用して、一人ひとりのQOLの向上を通して、ヘルスケアのあり方そのものを変えていこうと考えています」(富士通・湯川喬介氏)

同社の設立は1935年で、健康推進部門の始まりは1944年と、健康経営における長い歴史と多くの知見を持っています。これによるプレゼンスの強さを生かした社内の健康経営推進については加藤氏から、他社よりも一歩先を行く同社のこれまでの歩みや、最新の取り組みを実践ベースでお話しいただきました。

「1960年代から精神科産業医やカウンセラーを配置し、1970年代からはがん検診の強化が始まりました。そして2009年、健康推進部門が人事部門の一部門ではなく独立した部門となり、コーポレートのひとつの機能を担う重要な部門になりました。2019年からは富士通グループ全従業員に年1回、eラーニングによる健康教育を実施しており、毎年90パーセント以上の受講率となっています。

今年6月からは30歳の社員全員に健診事後措置面談を実施し、自社で開発している行動変容ツールを使用した動機付けを開始しています。社員1人1人の行動変容への効果を検証し、自社のサービスへフィードバックしていきたいと思います。」
(同・加藤博久氏)

さらに、この自社で開発している行動変容ツールと、健診や生活習慣データを用いて個々人の相対的な平均余命を科学的に予測できる、エムスリー社の『EBHS Life』(エビスライフ)を組みあわせたサービスも提供開始したそう。 余命という行動変容に強く繋がる数値からどんなサービスに繋がっていくのか、ここからの展開が楽しみです。

富士通、8年連続で「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定 : 富士通

食を通した健康経営を。グリーンハウスグループの取り組みとは?

続いての登壇は、グリーンハウスグループ健康経営推進室部長の望月ひとみ氏。食を通した健康経営を実践している同社が進めているウェルネスプログラムについてご紹介いただきました。

グリーンハウスグループは1947年に創業し、社員食堂、寮、保養所などを運営。学校給食では小学校、中学校の学校給食センターなど、ヘルスケア部門では病院、高齢者施設などにおいて事業展開をしている企業。知らず知らずのうちにみなさんもお世話になっているかもしれません。

レストランデリカ事業では、人気とんかつチェーン店の「さぼてん」、自社ブランド「グランバッハ」を含めたホテル運営なども展開しています。さらに海外でも、シンガポール、ベトナム、中国などにおける社員食堂の運営も行ってます。

食に深くかかわられる企業だけに、健康経営への意識も高く、今年度には『ホワイト500』も取得している先進企業の1社です。望月氏からは、自社の知見を活かした健康増進への取り組みを多数の実例とともに詳細に教えてくれました。

社員の健康増進によってイキイキと活躍できる職場づくりと生産性の向上を実現し、それによって業績も上げることを目指しています。健康企業宣言のもと、2023 年度は、毎年実施しているウォーキングイベント『歩いて健康プラスワン』の開催回数を増やし、働く仲間と楽しく運動できる機会を多く設けました。
また、自社アプリ『あすけん』では、食事の記録を通して健康的な食行動への意識を高めることをイベントとして開催しています。朝食を毎日食べる、副菜を増やすなどというチェックを通して、イベントを機に食生活に気を使う方が増えてきています。

『ホワイト500』の取得に向けたウェルネスプログラムを実施していく上で、健康課題の分析をする必要がありました。ただ、もともとデータがあまりなかったので、問診データやスコアリングレポートを活用しました。グループ内には組織が本当にたくさんあり、働き方もさまざまなので、やはり今後はデータをきちんと持った上で、 各組織ごとの課題に合わせた施策の導入必要だと思っています」(グリーンハウスグループ・望月ひとみ氏)

さらに、ここまでさまざまな施策を展開してきた中で得たやりがいについても担当者目線からご紹介いただきました。

「さまざまな取り組みの結果、健康診断の受診率100パーセントがやっと当たり前になってきました。パート、アルバイトの方も含めて従業員の入れ替わりも多い中で100パーセントを実現するのはかなり難しかったのですが、今では従業員の健康状態も、取り組みを始めた2016年度と比較すると数段良くなってきました。こういうことが目に見えてくると、自分たちのモチベーションにも繋がりますし、よりよくするためにはどうするかを考えるキッカケにもなっています。(中略)

今後の課題としては、やはり富士通さんも言っていましたが、数値やデータを活用することはすごいと思いました。やはりデータの活用をしていくというところが重要になってくると思います。

実は昨年一年間を通して健診システムの必要性を社内に提案し続け、様々なサービスとの比較検討の結果エムスリーさんの『ハピネスパートナーズ』の導入に至りました。この8月から本格稼動が始まりますのと、さっき富士通さんに色々といい話を伺えましたので、当社でも取り入れたいと思います」(同・望月氏)

導入後はエムスリー側でも管理・分析について一緒に行っていく予定となっており、さらなる取組に繋がる要素を出せるよう頑張っていきます。

グリーンハウス、「健康経営優良法人 2024~ホワイト 500~」に認定

ともに健康経営をより浸透させることを目指す2社が思い描く未来とは?

後半には、登壇者を集めてのパネルディスカッションを開催。これから健康経営を始める企業にヒントとなる内容盛りだくさんの対話になりました。以下ではそこで話されたコメントを一部ご紹介します。

「健康経営の取り組みへの社内の認知率を高めるために、メルマガ、ポスターなどさまざまな施策を行いましたが、最も従業員に届くのは、健康推進責任者と担当者が身近に発信してくれること。多くの従業員に施策や方針が伝わったと感じていますが、長年その大切さをずっと言い続けたこと、それが伝わる組織の体制、この2つで浸透度が上がったと考えています」(グリーンハウスグループ・望月氏)

「富士通グループはさまざまな取り組みや開発を実践しておりますが、それを富士通の中だけに閉じるのではなくて、その実績や経験値をぜひ世の中に『健康経営』という形で浸透させていきたいと考えています。そのためのサービスを提供していきたいですね」(富士通・湯川氏)

最後は、モデレーターを務めたエムスリーヘルスデザイン株式会社の朝倉からの以下のメッセージとともに閉幕。

「今や健康経営という言葉のもとにトップダウンが進んでいたり、取り組みが進んでいる企業様が多いと思うのですが、私どもが目指したい姿は、健康経営という言葉がなくても企業様や従業員、そしてご家族も主体的に健康活動に取り組まれる仕組みができることです。人生100年時代、本当にみなさんが生き生きと、長く人生楽しんでいただきたいので、引き続きいろいろな情報をご共有いただき、ディスカッションを続けていきましょう」

左から右にエムスリーヘルスデザイン株式会社:朝倉 恒憲、エムスリー株式会社/エムスリーヘルスデザイン株式会社:根橋 拓也、グリーンハウスグループ:望月 ひとみ氏、富士通株式会社:加藤 博久氏、富士通株式会社:湯川 喬介氏

期間限定!アーカイブ配信のご案内

エムスリーでは、予想を上回る盛況な反応を受けて、次回の開催も検討中です。
より詳しい内容を知りたい方は、下記のリンクからご登録いただくと本セミナーのアーカイブ動画の視聴が可能です。今回参加できなかったという担当者様はぜひ御覧ください。
アンケートにて、今回のご感想や、次回聞きたい内容などをお寄せいただけると、励みになります。

皆さんのご感想お待ちしてます!

また、エムスリーでは会社の健康課題にお悩みの担当者さま・経営者さまへ定期的にウェビナー(オンラインセミナー)を開催しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。

セミナー申し込みに関する注意事項

・弊社が指定する競合企業の方からのお申込みについてお断りさせていただくことがございますので予めご了承ください。
複数名のお申し込みの場合も、お手数ですが、お一人ずつお申し込みください。
・セミナー特典、登壇者、講演内容は事前のお知らせなく変更する可能性がございます。予めご了承ください。
・セキュリティ上の理由などにより、会社支給のデバイスでEventHubを視聴することが難しい場合は、個人用の端末(PC、スマートフォン、タブレットなど)からの参加をご検討ください。
・本イベントへの参加を希望する場合、当イベント申込み時に入力いただいた個人情報を株式会社EventHub、当イベントの他の参加者に公開することを許可し、株式会社EventHubの利用規約(https://eventhub.jp/terms-of-service/)・プライバシーポリシー(https://eventhub.jp/privacy/)に同意いただく必要があります。当イベントの申込みをもって、上記を許可・同意いただいたものとみなします。

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